築41年の3DK中古の木造住宅をリノベーション
- 2020年09月19日
探していたのは、2人で住む為のコンパクトな住まい。
広さは求めていないけれど、2階建が良くて、駐車場が欲しい。
実はこの要望を叶える住まい、なかなか見つかりませんでした。
新しい家は、大きな2階建か、コンパクトな3階建が多く、古くコンパクトな家には、駐車場が無い場合が多いのです。
ようやく丁度良い広さで見つけた住宅は築41年の中古の木造住宅。
古い物件ではありましたが、建物に傾きや雨漏等はありませんでした。
検討の結果、構造や木材の状況を確認しつつ、耐震の為の壁や柱を追加しながら、住みやすい間取りにリノベーションする事になりました。
各部屋の詳細
1階にゆっくりできるリビングが欲しいという要望がありましたので、
1階の和室とDKを繋げて一室のLDKに変更しています。
お風呂は、仕事の疲れを癒すため、足を伸ばせる大きさに広げました。
2階は、和室を洋室に変更。収納の広さはそのままに、収納量をUPさせる為奥行を調整。
クローゼットは、内部の間仕切りやパイプハンガーの取付位置を工夫しています。
LDK
キッチンは、浴室の広さを確保する為、食器棚とシステムキッチンまでの距離を最小で計画しました。
冷蔵庫やレンジも悩み抜いた配置。
結果的に、最小の動きで欲しい物に手が届く、コンパクトな最強キッチンになりました!
少しでもLDKを広げたいとの希望で、押入部分もLDKの一部に取り込んでいます。
階段下の低い部分は、TVボードを設置し、空間を有効に活用。
玄関・WC
元々のWCは玉砂利の洗い出しになっており、廊下から1段下がっていました。
リノベーション後は便器の入れ替えを行い、バリアフリーにする為、WCの床の高さも廊下と同じ高さに変更。
仕上げはお掃除しやすいCF貼りにしました。
玄関のタイルは、折角なので、お気に入りの少しレトロなタイルをそのまま活かしています。
浴室
元々は在来工法の小さい浴室。夢は疲れを癒せる大きなお風呂。
全て解体し、以前より一回り大きなサイズのシステムバスを設置する工事を行いました。
足が伸ばせる1616タイプのシステムバスに入れ替えが完了しました♪